カロリー計算の簡単マニュアル

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カロリー計算の基礎知識

カロリーの歴史

カロリーの単位そのものの歴史は、1824年、ニコラス・クレメントが、水1kgの温度を1度上げるのに必要な熱量をカロリーと名づけました。これは現在のカロリーの定義では1000cal 、つまり1kcalに当たります。その後、1888年に英国学術協会が、水1gの温度を1度上げるのに必要な熱量をサーム(therm)と名づけ、1896年にカロリーと改称して現在に至っています。

ところが前項でも述べたように、このカロリーの測定が水の温度によって誤差を生じるため、1948年には同じ熱量の単位であるジュールと併記されるよう定められました。

生理的熱量としてのカロリーの研究は17世紀後半から始まり、18世紀になって、空気中でものを燃焼させた時の熱量が、体内におけるエネルギーの燃焼(代謝)にも当てはめられると考えられるようになり、生理的熱量の概念が確立しました。

栄養学の発生当初は、成人が一日に必要な摂取カロリー量は4000kcal 以上、としていた頃もあったようです。その後研究が進み、欧米では1800~2200kcalくらいが適当とされました。

しかし日本では、戦後の食糧難の時代にはカロリー摂取が重視されましたが、飽食の時代を迎えて、カロリー過多による肥満や生活習慣病など、健康を害することの弊害の方が注目されるようになりました。また禅寺で修行する禅僧の摂取カロリーを調べたところ、1200~1400kcalだったという記録もあり、粗食の方が健康的に暮らせるという考え方も出てきました。

現在のところ、日本では成人の平均的な基礎代謝に必要なカロリーは1000?1400kcalとされています。

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