
ダイエットに関する情報の中で、最近、カロリーと同じように数値を下げた方がよいものとして「GI(グリセミック・インデックス)」という言葉がよく出てきます。
GIとは、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示す数値です。炭水化物が分解されて糖質として吸収される速度を表したもので、GI値が低いほど糖質の吸収がゆるやかで、食後の血糖値の上昇もおだやかになり、逆にGI値が高いほど、血糖値の上昇が急になります。
糖質の吸収度合いが高いと、血糖値が上がりやすくなり、血中のインスリンの分泌が過剰になって脂肪をためこみやすくなるのです。血糖値が上昇しにくければダイエット効果も上がるとして、ダイエットや健康に関心のある人が注目するようになりました。
低GI値の食品を食べてやせるという「低インスリンダイエット」が考案されたり、「低GI」をうたった健康食品もいろいろ発売されています。
注意したいのは、GI値は、カロリーとはまた別の指標であるという点です。低GIとされている食品は、玄米、そば、全粒粉パン、さつまいも、大豆、インゲン、バナナ、リンゴなどですが、これらを見るとわかるように、GI値が低いからといって、カロリーも低い食品ばかりではありません。
低GIの食品でも、たくさん食べすぎれば当然、カロリー過多になり、それらは体脂肪として蓄積されます。またGI値もカロリーも、調理法などで数値が変わってきます。低GIの食品を選びながら、カロリー摂取や栄養バランスにも気を配るということが必要でしょう。