
素材そのもののカロリーは、食品成分表を参考に計算できますが、料理の場合は、使うそれぞれの素材のカロリーを足し合わせて計算します。この時に、調理法次第でカロリーが変わってくるのです。
たとえば脂身の付いた豚ロース肉は、生の場合は100gで263kcalですが、ゆでると脂身が溶け出すので、正味は77gに減り、カロリーは253kcalになります。また焼く場合は、フライパンでバターやサラダ油などをひいて焼くと、油の脂質分のカロリーをプラスしなければなりませんが、オーブン焼きや網焼きにすると、油をひかずに済み、しかも肉の脂が抜け落ちるので、フライパンで焼くよりもカロリーが抑えられるのです。
フライパンで肉や魚を焼く場合は、クッキングシートを敷いた上で焼くと、油が要らず、しかもクッキングシートが余分な油を吸収してくれます。
炒め物のカロリーを抑えたい場合は、先に下ゆでをするか、電子レンジである程度火を通しておきましょう。肉類は余分な脂が落ちますし、野菜も油の量が少なく炒められます。
蒸す料理も油を使わずに済み、脂肪分が落ちやすいのでカロリーは低くなります。煮物も、余分な脂肪分が煮汁に出るので、煮汁を飲まなければカロリーは低くなります。
食材そのものの脂肪分が多くても、調理法次第で脂肪分を落としたり、使う油の量を減らすことで、低カロリーで美味しい料理を作ることができます。カロリーコントロールをしていても、美味しい料理が食べられれば、それほどストレスを感じずに過ごせるでしょう。